真実と誕生日

今朝の気温は、摂氏０℃（華氏３２度）。
ひぇ～ッ！　こちら、とうとう、ここまで寒くなって来ましたの。
寒いの嫌～い!　もちろん暑いのも嫌～い!!

先日の、私と姑の声を潜めての会話です。
姑、「まだアンナに真実を伝えてないの？　もうそろそろ、本当の事を話したら？」
私、「でも、彼女にどんな風に、そして何て言ったらいいのか、わからないの．．．．」
姑、「でも、アンナももうすぐ７歳よ。　いろんな事がちゃんと理解できる年頃になってきたのよ。
　　　いつまでも彼女に真実を隠していては、いけないわ。」
私、「でも．．．。　やっぱり、彼女に話すのはまだ早いかも．．．．．」
姑、「カモ～ン!　ハニー、さあ、勇気を出して!!」

今日は私の誕生日です。　
アンナが、「ママ、今日で何歳になったの？」
私、「う～ん、３９歳かな。」
アンナ、「ママ、どうしていつも３９歳やの？」
私、「気持ちが３９歳やからねぇ～。」
アンナ、「なんか、わかんな～い。　“気持ち”ってどう言う意味？」
私、「アンナちゃんにも、いつかわかる時がくるのよ」


あああああ、やっぱりまた、アンナには真実を伝える事ができなかった！
常日頃、彼女には「嘘をつくな」と散々言っている、わたくし。
その私が大嘘つきやんか！！


あれは、昨年の事なのです。
アンナから「ママ、何歳？」と質問された時に、私は何気なく「２９歳よ」と答えました。
そしたらアンナが「ひぇ～～～っ！　ママが（は）、オールド（年を取ってる）!!」と本気で驚いてました。
私が「ねぇ、アンナちゃん。　ママの事、何歳やって思ってたの？」と聞くと、
アンナは「ママは１７歳って、思ってたのに.．．．。　I 'm sad．．．」
この時に私は思ったんです。

うへへへへへ。。。。。。　まだまだ、アンナには年齢を誤魔化せる！　って。
いえっ、アンナに実年齢を言って悲しませてはいけないのだ！という親心です。

そして今年の夏、大阪での事。
私達親子が中学の同級生が計画してくれた、流しそうめん＆BBQパーティーに出席した時の事。
お孫さん達を連れて来てくれた友達に、そのお孫さん達が「バァバ」と呼ぶのを聞いて、
またアンナが、「ママ、何歳？　どうして、ママのお友達は“バァバ”って呼ばれてるの？」
実は昨年の里帰りの時にも、まったく同じ質問をされて、
その時には「バァバって、おばあちゃんの意味じゃなくて、ニックネームなのよ」と誤魔化しました。
でも、今回は「ママはね、本当は３９歳やねんよ」と言ってしまったのです。
アンナは「えええええ!!!!　ママ、ウソ言った。　どうしてウソ言ったの？　テンイヤーズ!?　ショック!!」
それから大阪に滞在中の間ず～っと、「どうして？」「どうして？」と言われ続けました。

ああ、アンナちゃん、ちゃんと足し算ができるようになったのね、と感心しながら
私は自分の犯した愚かな嘘にずっと後悔している日々を送っています。

 アンナには、無理してでもいつまでも若々しい母親でいたいのよ。
この気持ち、どうかご理解くださいね。

インディアンレストラン『サフラン』でお祝いのディナーを食べました。

アンナ手作りのカードとアンナと夫が用意してくれたケーキ。

 

 

 

パフィー君とクロちゃん。お昼寝中。

キャラちゃんとパフィー君

チビ君は食べるのが早くなったので、きょうだい達にご飯を取られなくなりました。